イベント自粛の対応方法例【ニコ動、pring】

 

NHKの「おはよう日本」で気になるニュースがあったので、ご紹介します。
「イベント自粛 救いの手は?」と題して、新型コロナウィルスの影響でコンサートなどの中止や自粛が相次いでいる中、無観客や少ない人数のイベントでもIT技術を使って少しでも収益を得ようという2つの事例が放送されていました。

◆ニコニコ動画

3/14日に開催された無観客のクラシックコンサートがニコニコ動画でリアルタイムで配信されました。
ニコニコ動画の画面に表示されていたのは、「300」、「1,000」といった数字。
いわゆる「投げ銭」と言われているもので視聴者が投稿したものです。

1pt=1円でポイントは運営会社に集められて手数料等を差し引いて催者へ送られ、現金で換金されます。
コンサートホールの定員2,000人でしたが動画視聴者73,000人でポイントは190,000を超えました。

主催者は、当初、中止を覚悟していましたが演奏の様子だけでもファンに届けたいということで動画配信を行ったとのことで初めての試みでしたが想定外の反響に新たな可能性を感じ、日本全国、全世界に向けて、こういった取組を検討していくようです。

 

◆pring(アプリ)

広島で開かれたロックバンドのライブですが観客が減る中、動画配信しました。
バンドが目をつけたのがデジタルマネーを個人間で送金するしくみで視聴者はアプリでスマホから直接、お金を送金することができるというものです。あわせて2,250円の入金があったそうです。

このアプリはもともとが企業が従業員への交通費などの経費を支払うために開発したシステムだったそうですがこの会社は、音楽家や芸術家に直接送ることにも利用できると考えたようです。
3月末まで手数料を無料にしてこういった活動を支援するそうです。

 

以上、NHKおはよう日本から引用

 

2つの例をご紹介しました。
いずれももともとある仕組みで有事に対応しているところがいいと思いました。
何かの参考になれば、幸いです。

ちなみに先週の土曜日は、ZOOMによる、とあるセミナーに参加しました。
「オンラインセミナーの運営ポイント」についてでした。
運営側の事前準備や集中力の保ち方など非常に有益な内容でした。

普段、週一で1年早く開業した先輩社労士とZOOMでコンサル案件の打ち合わせをしています。
今後、オンラインによるセミナー、打ち合わせのニーズはますます増加することが予想されますので、さらに積極的に利用していきたいと思います。
また、直接会うことの重要性も見直されるはずです。
こちらも仕事の柱にしていきたいと考えています。