今週も一週間の労働法、社会保険の法改正、トピックスをまとめます。
要点を押さえたい方、時間のない方、一週間分一気に読みたい方など是非ご覧ください。
年調ソフトの公開(国税庁)
SmartHR、オフィスステーション年末調整、ジョブカン労務、マネーフォワード年末調整、eNENなど各社が年末調整ソフトの営業やPRを盛んに行っているところですが国税庁の無料の年調ソフトが公開されました。
国税庁のソフトと民間のソフトの主な違いは、
①費用の有無(国:無料、民:有料)
②マイナポータル連携の有無(国:有、民:無)
③進捗管理(民:メール等使用せずにソフトによる進捗管理や連絡が可能)
④ユーザ、担当者の使用しやすさ(国:民に比べ使用しにくい)
⑤給与計算への連携のしやすさ(国:民に比べデータ加工が必要)
といったところでさらに簡単にいいますと国税庁のソフトは無料だが民間のソフトの方が使いやすく、ユーザ、担当者の工数削減効果が大きいというところです。
現状、紙の帳票を扱っている場合は、帳票から㊞の表示もなくなり、ペーパレスの一環として、今年から導入にはよいタイミングかと思いますがそろそろ準備が必要そうです。
◆年調ソフトを公開しました(国税庁)
https://www.nta.go.jp/users/gensen/nenmatsu/nencho.htm#soft_dl
税務相談チャットボット(年末調整)が始まりました
こちらも国税庁からですが国税庁からですが年末調整についてのチャットボットが公開されています。
チャットボットは、昨年からありましたが今年は、申告書の書き方などの動画が加わるようですので、注目です。
◆税務相談チャットボット(年末調整)が始まりました(国税庁)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/chatbot/index.htm
業務改善助成金の要件緩和・運用改善
業務改善助成金の要件が緩和され、運用も改善されます。
検討されている方は下記のリンクで詳細をご覧ください。
◆業務改善助成金の要件緩和・運用改善について
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/000837493.pdf
雇用調整助成金(「入場者整理等に協力する事業主」に該当し、追加支給申請用の様式を公開)
厚生労働省は、雇用調整助成金の地域特例の対象に追加された「入場者整理等に協力する事業主」に該当し、追加支給申請等を行う場合に使用する参考様式を公開しました。
◆地域特例の対象に追加された「入場者整理等に協力する事業主」に該当し、追加支給申請等を行う場合に使用する参考様式を公開しました
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyouchouseijoseikin_20200410_forms.html#20013a
今週は以上です。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
本日(10/10)は長男の習い事で吉祥寺に来て、待っている間のカフェでこの記事を書いていますがかなり人の流れが戻ってきているようです。
それにしても、いまだに最高気温が25℃以上の夏日が続いています。
今週は、そろそろ落ち着きますかね。