新型コロナウイルスの感染拡大が余談を許さない状況で雇用調整助成金の特例措置が12月末まで延長されることになりました。また、8月28日(金)の夜間に厚生労働省のホームページの情報がいくつか更新されていますので、まとめています。
1.雇用調整助成金の特例措置等の延長(8/26)
雇用調整助成金の特例措置、緊急雇用安定助成金、新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金の期限が9月末から12月末まで延長することになりました。
2.新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金・支援金の対象期間の延長(8/26)
新型コロナウイルス感染症に係る小学校等の臨時休業等により仕事を休まざるをえなくなった保護者の方を支援するため、
・正規雇用・非正規雇用を問わない助成金制度
(新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金)
・委託を受けて個人で仕事をする方向けの支援金制度
(新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応支援金)
にて、令和2年2月27日から9月30日までの間に取得した休暇等について支援を行っていますが、この期間を12月末までに延長することになりました。
3.「新型コロナウイルス感染症に関する母性健康管理措置による休暇取得支援助成金」の支給要件の見直しについて(8/26)
新型コロナウイルス感染症に関する母性健康管理措置として休業が必要とされた妊娠中の女性労働者が、安心して休暇を取得して出産し、出産後も継続して活躍できる環境を整備するため、当該女性労働者のために有給の休暇制度を設けて取得させる事業主を支援する助成制度(新型コロナウイルス感染症に関する母性健康管理措置による休暇取得支援助成金)を設けています。
今後、本助成金の支給要件のうち、令和2年9月末までとなっている、事業主が対象となる有給の休暇制度を整備し、労働者に周知する期限について、同年12月末まで延長する予定となりました。
なお、対象となる休暇の取得期限については、令和3年1月末までで変更はありません。
【追加】雇用調整助成金等の申請期限の延長(8/25)
雇用調整助成金及び緊急雇用安定助成金の申請期限が延長となりました。(8/31提出期限分→9/30)
詳細は、下記のリンクをご覧ください。