外出困難者が遠隔操作する分身ロボットカフェDAWNに行ってきました

 

分身ロボカフェのコンセプト

ゴールデンウィークを利用して家族で分身ロボットカフェのDAWNに行ってきました。
ちなみに「DAWN」(ダーン)は、「夜明け」という意味です。
コンセプト等は、ホームページから引用いたします。

分身ロボットカフェとは Concept
『分身ロボットカフェ DAWN ver.β』とは、株式会社オリィ研究所が運営する、2021年6月に東京・日本橋にオープンしたカフェです。
当カフェは外出困難者である従業員が分身ロボット『OriHime』&『OriHime-D』を遠隔操作しサービスを提供している新しいカフェです。
私たちはテクノロジーによって、人々の新しい社会参加の形の実現を目指しています。
2021年6月に東京・日本橋エリアにオープンしました。
ぜひ、少し先の未来を体験しに来てください!

 

◆DAWN
https://dawn2021.orylab.com/

AI(人工知能)ロボットではなく、分身ロボットです。パイトロットと呼ばれる外出困難な方が遠隔操作しているというところが特徴です。
開発者の吉藤オリィさんのオリィ研究所の理念は「人類の孤独の解消を目指す」です。

◆オリィ研究所
https://orylab.com/

◆吉藤オリィ@寝たきりの先をつくる(Twitterアカウント)
https://twitter.com/origamicat

 

確かに仮に自分が外出困難になったら、仕事も探すことから大変でしょうし、家族がいても徐々に孤独になってしまい、考え方もマイナス思考になってしまうと想像してしまいます。
働くことで社会との接点を持ち、いろんな人と会うことは、生きがいや幸福感を持つことにつながるでしょう。
ハンデキャップのある方の就労支援という考え方だけでなく、もっと広く「孤独にならない」という重要性を考えるきっかけにもなる事業です。

 

訪問レポート

子供たちと行こう、行こうと思いながら、よいタイミングがなく、オープンから約1年たってからの来店です。
場所は総武線の新日本橋駅の5番出口(交差点)からすぐで神田駅からなら徒歩10分位です。

 

ランチ時にうかがいましたが店内はバリアフリーで解放感もあり、明るく気持ちがいいです。

店内に入るとすぐにロボットがお出迎えしてくれます。
よくわからず、奥にいる店員さんに聞こうとするとロボットが話かけてくれました。
今回は、席を事前にホームページから予約しました。(75分入替制)

各テーブルにロボットが待機?しています。

 

 

福岡在住の大学生のりんさんに案内していただきました。
5歳児の「なんで?なんで?」攻撃にも対応していただけました。

小3の長男の「AIロボットは人間を襲ってくるという」SF観?からか、少し戸惑っていましたが・・・
(AIじゃなくて、人が操作しているっていってもだめでした。)
注文は、普通にパイロットの方が口頭で取るというシステムです。

 

 

ドリンクは別のロボットが持ってきてくれました。(動画)
パイロットは、さっちさんです。

フードは、「ロービーバーガー」(私)、「ベジタブルプレートwithミニシチュー」(妻)、「キッズカレープレート(未就学児向け)」(8歳&5歳男児)をロボットではなく、店員さんが持ってきていただけます。

 

 

その後、Rieさんがプロジェクターでお店の説明等をされていました。

バリスタのロボットもいてコーヒーを入れています。

 

感想

どのパイロットの方も楽しそうに生き生きと対応されているのが印象的でした。
働く大人もロボット好きな子供もいろんな価値観を共有できて純粋に楽しいカフェです。
一度は体感されることをおすすめします。

なお、訪問される際は、事前にホームページから詳細をご確認ください。

◆DAWN
https://dawn2021.orylab.com/