東京都で夫婦で育休取得を支援する奨励金が6月に公表されています。
「働くパパママ育休取得応援奨励金(パパと協力!ママコース)」です。
現時点で公表されている情報について、ご紹介します。
東京都では、「働くパパママ育休取得応援奨励金」という支援事業(助成金等)があり、下記の目次にある3コースで構成されています。
①、②は以前からありましたが今回、③が加わりました。
それぞれの概要を説明していきます。
①ママコース
【対象となる取組】
女性従業員の養育する子が1歳に達するまでに育児休業を開始し、1年以上取得した後、育児休業に引き続き原職に復帰して3か月が経過するとともに職場環境を整備※1した場合に奨励金を支給します。
職場環境整備※1
①育児休業期間の延長
②育児休業延長期間の延長
③看護休暇の取得日数の上乗せ
④中抜けありの時間単位の看護休暇導入
⑤育児による短時間勤務制度の利用年数の延長
【奨励金支給額】
125万円
【申請期間】
令和4年4月1日(金) ~ 令和5年3月31日(金)
※予算の範囲を超えた場合は、終了日より前に申請受付を終了します。
申請受付期間は、1年以上の育児休業を取得した後育児休業に引き続き原職に復帰し、3か月が経過した日の翌日から2か月以内または令和5年3月31日のいずれか早い日までの期間です。ただし、申請受付期限日が土日祝日、年末年始の場合は期限日より前の最短の営業日が期限日となります。
②パパコース
【対象となる取組】
養育する子が2歳になるまでの間に、男性従業員が15日以上(※)の育児休業を取得した後、育児休業に引き続き原職に復帰して3か月が経過するとともに職場環境を整備※2している場合に奨励金を支給します。
職場環境整備※2
①育児休業・産後パパ育休の研修
②相談窓口の設置
③取得事例の収集・提供
④取得促進に関する方針の周知
【奨励金支給額】
育児休業15日以上で25万円 最大300万円(中小企業には特例措置加算20万円あり)
【申請期間】
令和4年4月1日(金) ~ 令和5年3月31日(金)
※予算の範囲を超えた場合は、終了日より前に申請受付を終了します。
申請受付期間は、子が2歳になるまでの間に15日以上の育児休業を取得した後、その育児休業に引き続き原職に復帰し3か月が経過する日の翌日から2か月以内または令和5年3月31日のいずれか早い日までの期間です。ただし、申請受付期限日が土日祝日、年末年始の場合は期限日より前の最短の営業日が期限日となります。
③パパと協力!ママコース
【対象となる取組】
・6か月以上1年未満の育児休業取得
・仕事と育児の両立に向けた取組計画の作成
【奨励金支給額】
100万円
【申請期間】
令和4年7月15日(金)~
原職復帰3か月経過後2か月以内または令和5年8月31日(木)のいずれか早い日
簡単にまとめると以下のようになります。
「③パパと協力!ママコース」につきましては、7/4時点ではまだ要綱等は公表されていませんが詳細は、東京しごと財団のHPをご覧ください。
◆働くパパママ育休取得応援奨励金
https://www.shigotozaidan.or.jp/koyo-kankyo/joseikin/papamamaikukyusyutoku.html
◆育休取得によるパワーアップ応援事業を開始します!(リーフレット)
奨励金「パパと協力!ママコース」7月15日から受付開始
https://www.shigotozaidan.or.jp/koyo-kankyo/joseikin/documents/0615powerup.pdf