男性の育児休業がマジョリティ(多数派)に?公務員の取得率が6割超、Z世代のアンケートでは8割超が希望

 

厚生労働省の調査によると最新の男性の育児休業取得率は、13.97%です。

令和2年から急に取得率があがりました。

政府目標の「2025年までに30%」の達成も可能かもしれません。

 

◆令和3年度雇用均等基本調査 事業所調査 結果概要(7ページ参照)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/71-r03/03.pdf

 

一方、人事院の調査結果では、公務員の場合、62.9%です。

こちらも令和2年から急に上昇しています。

 

◆仕事と家庭の両立支援関係制度の利用状況調査(令和3年度)の結果について
~男性の国家公務員の育児休業取得率は初めて6割超え~
https://www.jinji.go.jp/kisya/2210/ikukyuR4gaiyou.html

 

パーソル キャリアのアンケート調査では、将来子どもができた場合に育休を取得したいか聞いたところ、「取得したい」と回答したZ世代(20歳~24歳)は84.6%、ミレニアル世代(25歳~39歳)は80.1%、それ以上(40歳~59歳)は69.6%という結果になりました。

 

◆男性育休に関する意識調査第1弾 将来育休を取得したいと回答した男性は80.0% 子どものいる男性で育休を取得したことがある人は15.4% 取得しなかった理由の最多は「男性が育児休暇を取得するという考えがなかった」(パーソル キャリア)
https://www.persol-career.co.jp/pressroom/news/research/2021/20211119_02/

 

私見ですが私も会社員時代の5年前に産後の2か月位に2週間、育児休業を取らせて頂きましたが今でも休んで本当によかったと思っています。

その子の育児休業は、1度しかありません。

取るか、取らないか、悩んだり、迷ったら、多少無理してでも「取りましょう」とおすすめしています。

その子が大人になったときのことを想像するともはや取らないという選択肢の方が勇気がいる時代になりつつあるのではないでしょうか。

取りづらい会社では、助成金の話を経営者にすれば、すんなり推進派?になるケースもあります。

うまく活用しましょう。

 

◆両立支援助成金(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/content/000922967.pdf

 

◆働くパパママ育休取得応援奨励金(働くパパコース)(東京都)
https://www.shigotozaidan.or.jp/koyo-kankyo/joseikin/papamamaikukyusyutoku_papa.html

特に東京都の「働くパパママ育休取得応援奨励金」の額は、最高300万円です。
また、夫婦で協力すると助成されるものもあります。

 


参考
【東京都新設助成金情報】夫婦で育休計画の作成で100万円【働くパパママ育休取得応援奨励金】社会保険労務士事務所ファインネクサス